転職前

塾業界の実態

今回は塾業界のことをお話ししましょう。

塾業界?

賢いなー、勉強好きだなー、教えるのが好きだなー、子供好きかなーとかそんな感想を抱くかもしれません。

そんなことではありません。

僕も塾長を三年間してますが、塾長で「子供好きだなー」と「いい大学だなー」とかはありません。

塾業界の教室長に求められるのはそんなスキルではありません。

今回は個別指導塾に絞って塾業界の実態をお話ししたいと思います。

まず塾業界で一番気を付けなければならないのは「生徒集め」が仕事ということです。

塾と言えば「合格実績」という感じもしますが、それよりも生徒集めが重要です。

当り前ですが、生徒が集まらないと合格実績も何もありません。

ですのでチラシ配り、ポスティング、校門前配布、DM、営業電話などをしないといけません。

塾業界は営業会社です。

このへんでGAPが出ると思います。

「生徒の笑顔が見たい」として入社しても実際入社すれば主な「チラシ配布」になります。

会議は「なぜ生徒数が伸びないのか?」と詰められます。

会議は「なぜ退塾が出たのか?」をテーマに詰められます。

「クローズ(閉館)」との戦いです。

きついとこなれば「クローズ」されるぞ!と毎日言われます。

それを覚悟しましょう。

教室長の仕事は「生徒集め」です。

志望校合格や学力向上ではありません。

志望校合格や学力向上は生徒集めの手段であり、目的ではありません。

覚えといて下さい。

次に帰りが遅い・休日が少ないということです。

これは常識的に考えれば分かります。

子供が学校から帰ってくる時間帯から授業が始まりますから。

一般社会は9:00-17:00ですが、むしろ塾業界は17:00~始まります。

終わりは21:00か22:00。

また土日も開館しないけといけないかもしれません。

夏期講習や入試直前講習でお盆や年末年始も開館する必要があるかもしれません。

それこそ受験シーズンなんぞ休めるわけではないです。

仕方ないですね、子供の受験がかかってますから。

しかし最近は「働き方改革」で変わってきているらしいです。

日曜日が休みの塾も多いと聞きます。

そりゃ室長だって休まないといけませんからね。

しかし一般的に花金やから今日は合コンだーーーーとか、土日使って彼女と東京ディズニーランドに行こうという計画は立てられないでしょう。

残念ながら。

という意味で帰りが遅い・休日が少ないということがネックになるということです。

逆にやりがいは何でしょう?

それは大いにあります。

まず子供たちの合格に触れ合うことができます。

嬉しいことです。

普通の企業に努めていて「おっさん」を喜ばそうとはなりません。

しかし「広瀬すず」のような女子高校生なら頑張るでしょう。

これは他にはない喜びでしょう。

子供の一生に1ページに参加できます。

あとインフラですから、不況が関係ありません。

リーマンショックやバブル崩壊やコロナ危機でも堅固な業界です。

そのへんは強いです。

逆に考えれば不況だからこそ、潤う業界かもしれません。

やっぱりしっかり勉強して、公務員でもなろうと言う考えが増えます。

そこは強みです。

あとそんなに難しく勉強する必要はないです。

一般社会に入れば商品知識や性能などを勉強しない行けませんが、塾では今迄勉強したことの延長でOKです。