転職前

派遣業界の実態

どんな世界にもその世界の「実態」いうものがあります。

この実態を知らないとその業界に憧れていたものの、実際入社してみると思っていたイメージと全く違うかったということで後悔することになります。

TV業界に入社したけど実際は視聴率上げるためにやらせが常態化している世界だった!政治家になったが、考えることは選挙のことばかりだった、くらいは想像がつくと思います。

しかし、想像がつかない世界もあるでしょう。

できれば皆様も事前にどんな業界か知ってから入社したいですよね?

事前に知っていればその業界に入社してもギャップに苦しむことはないですから。

では知るのはどうすればいいのか?

その業界を経験した人に聞くのが一番手っ取り早いです。

今回は派遣業界を紹介したいと思います。

僕自身十年間ほどその世界で飯を食ってきたので、お役に立つと思います。

是非聞いて下さい。

では派遣業界とはどんな世界か?

まず派遣業界の市場は大きいです。

今日、四人に一人は非正規社員ですので、派遣会社の数はたくさんあります。

営業所の数はコンビニより多いです。

というわけで、派遣業界は競合他社が多いです。

だから営業は大変です。

企業にセールスの☎をかけても「もう派遣会社からいっぱい営業電話がかかって来て困るんや」てな感じで断られます。

僕は営業していましたが、新規開拓は大変でした。

同業他社がたくさんあるので、行っても行っても既に付き合いのある派遣会社があるからです。

とにかく派遣業界はライバル会社がいっぱいある、これを覚悟しといて下さい。

次に派遣業界の実態は人が集まらないことです。

これは想像以上です。

タウンワークなどの求人広告に何回出しても人は来ません。

晴れて新規開拓に成功したものの、当然人を紹介しなければ開拓したことになりません。

「取引したいのは分かるけど人はおるんかいな?」ともよく言われました。

いくら案件を取って来ても人が来ないのでストレスが溜まります。

なぜなら人が来ないのが不可抗力だからです。

自分の力量とは関係ないことですから。

はっきり言って少子化は僕のせいではなく、国が悪いですから。

「何で売り上げ悪いねん!」って怒られても納得しますが、「何で人が来-へんねん?」って怒られても困ります。

だから派遣業界の人は心底は外国人を解禁して欲しいと思ってます。

パソナの竹中平蔵氏が言ってますよね。

それと、もう一つはやっと人が来たとしてもろくなヤツが来ないということです。

特に製造業。

非正規社員の半分くらいは製造業です。

派遣社員は正社員の思考と全く違います。

面接日を設定しても当日無断で休むし、ちょっとでも嫌なことがあればすぐ辞めます。

また平気で仕事を休みます。

それも?な理由で。

風邪、熱、法事、親戚の死などの冠婚葬祭、体調が悪いなどの理由は言うまでもありません。

「何人親戚が死ぬねん?」と怒鳴りたくなる時もありました。

しかし、親戚の死ならかわいいもんです。

中には雨やから、友達が死んだから、犬を病院に連れて行く、金魚に餌、家族会議にいとこ会。。。

いとこ会って何やねん?

「今日占いで運勢が悪いから」とか「黒い猫を見て縁起が悪い」というのもありました。

本当にどつきたくなります。

通勤途中、バイクでケガして今、ICUで集中治療中です、って言うヤツもいました。

怒りを通り越します。

てなわけで、特に製造業は人の質が悪いです。

ストレス溜まりまくります。

朝イチに「おい、今日〇〇君来てないやないかい!」てなことは多くありました。

まだ事務員や接客業ならいいでしょう。

大手上場会社の事務員ならまだいいと思います。

また解雇通告とかあるんでそれは気を使います。

リーマンショックやコロナ危機で派遣社員に「不景気で生産終了なので契約更新は致しません」って通告しなければいけません。

当然あまり気分のいいものではありません。

あと労災や通災などのケツ吹きもしなければなりません。

面倒臭いです。

しかしメリットもあります。

扱うのは人、無形商品なので商品知識を覚える必要がありません。

物を運ぶことがないので体力的にもラクチンです。

営業職はともかくあと管理はラクです。

派遣社員の勤怠チェック・欠勤連絡・給与明細配布とかそんなことすればいいだけですから。

超ラクチンです。

オススメをするか?って聞かれたら、「製造業以外の派遣会社」ならオススメしますね。