たとえ転職の思いが芽生えても中々踏ん切りはつかないと思います。
「辞めたら親がうるさいやろうなぁ、、、」「1年で辞めたら面接の時、つっこまれるやろうなぁ、、、」「大体会社なんてどこに行っても一緒やし、、、」「人手不足と言っても本当に次、見付かるかな?」
石の上にも三年という諺が妙に引っかかるし、、、
「もう自分を雇ってくれるところなんて光回線・浄水器・太陽光など“年齢、経験不問!”のようなハードな営業しかないやろう」
そんな思いが巡るでしょう。
一方、「とは言えここはブラック企業やし、、、」「精神的にも肉体的にももう限界」「ここにいても将来性がない」「とにかく給与が低い。やってられへん!」と思うのも事実でしょう。
「他の会社から声をかけられた」とか「どうしてもやりたい事がある」という前向きな動機なら逡巡することはないでしょうが、このような後ろ向きな動機では「転職すべきか、残るべきかーーー」ハムレットの心境になるでしょう。
では、どうすればいいのか?
暫く今の会社で頑張るべきなのか、それともサッサと転職すべきなのかーーー。
ここで一つの基準を示したいと思います。
それはーーーーー「死ぬほどツライなら転職しよう」という事です。
えっ!オーバーだな、と思われるかもしれませんが、それくらい追い詰められていなかったら安易に転職すべきではないと思ってます。
これは時代に逆行しているかもしれません。
今では学校でイジメられても「無理して学校に行かなくていい」みたいな風潮ですので、ツラかったらその壁を乗り越えるのではなく、その壁を避けようって感じですもんね。
別に転職するな!と言っているわけではありません。確かにとんでもないブラック企業はあるし、恐ろしいほどクダラナイ会社もあるので、そんな会社で働くのは精神的・肉体的にも悪いし、人生の無駄ですから。
しかしそれでも転職は慎重にした方がいいと思います。
会社、特に中小企業なんてほとんどがブラック企業みたいなものなので、次の会社に行っても今の悩みを解消してくれる保証なんてどこにもなく、転職しても再びジョーカーを引くかもしれないですから。
それに自分ではブラック企業だと思っているかもしれませんが、他人から見ればホワイト企業という可能性もあります。
要は「安易な気持ちで転職するな!」ということです。今の自分の状況を客観的に見つめ、様々な情報を踏まえて死ぬほど悩み抜いて覚悟を決めて転職しようという事です。
「好きなことで生きていく」と言うHIKAINさんに影響されて転職を短絡的に考えないようにしましょう!「今は人手不足だし辞めても次もすぐに見付かるだろう」とか「現代はネットもあるし、何とか食うくらいは稼げるだろう」とか「社畜人生にオサラバだ」とかそんなのは本当に甘い考えですよ!
なんくるないさー、ケ・セラ・セラ、TAKE IT EASY!なんて軽い格言に感化されてもいけません。
それでも「死ぬほどツラければ、、、」それは転職しましょう。
逆に言えば死ぬほどツラければ我慢することは全くないということです。
厳しい基準ですが、僕はそう思います。
てな具合で、宜しおまっか?